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マイホームの購入代金

一戸建ての場合

「夢の一戸建て」と称されるように、一戸建てのマイホーム購入は多くの人の憧れ。では、この憧れの実現に、実際いくらかかるのか具体的に言うと、住宅金融公庫融資利用者の住宅購入資金調達内訳(2003年度 住宅金融公庫「公庫融資利用者調査報告」)によれば、マイホーム新築の場合で平均2,586.7万円、建売住宅購入の場合で平均3,562.3万円、中古一戸建ての購入の場合で平均2,172.5万円という調査結果があります。
そのうち、マイホーム新築の場合で平均して全体の56.5%にあたる1,461.6万円を、建売住宅購入の場合で平均して全体の40.9%にあたる1,457.6万円を公庫からの借入金で賄っているという調査結果が出ています。ちなみにこの調査では、マイホーム新築の場合の世帯年収が574.8万円、1ヶ月の予定返済額が7.6万円。建売住宅購入の場合で、世帯年収636.1万円、1ヶ月の予定返済額が10.3万円という結果になっています。住宅ローンにおいては、建売住宅を購入するケース、土地を買って建物を建てるケースなど、購入方法のちがいによって異なります。

マンションの場合

ひと頃の一戸建て至上主義的な風潮は薄れ、核家族化、独身者の増加によるマンション需要が安定的に高まりつつあります。マンション購入の平均価格は、住宅金融公庫融資利用者の住宅購入資金調達内訳(2003年度 住宅金融公庫「公庫融資利用者調査報告」)によれば、3,216.3万円と言われています。このうち、全体の23.3%にあたる749.0万円を手持ち資金で、54.3%にあたる1,746.1万円を公庫からの借入れによって賄っているという調査結果も出ています。ちなみにこの調査ではマンション購入の場合の世帯年収は625.2万円、1ヶ月の予定返済額は9.5万円ということになります。
このように見ていくと、マンション価格と一戸建て価格とで大きな開きがあるわけではなく、ともに3,000万円前後を一般的な相場として、購入者がライフスタイルにあった物件選びをおこなっているということがいえそうです。購入資金を決める場合、ローンや維持費といった将来に渡り、定期的に払う費用があるので、借入可能額、毎月の返済可能額、自己資金から算出するのが安心な方法の一つとなります。収入や貯蓄から購入資金の目安をきちんと見定める事が重要となります。

夢のマイホーム、いくらで買う?

物件探しを始めると、ついつい高条件の物件に目がいき、いつのまにか当初の予算を超えて、無理なローンを組んででも理想の家が欲しいというような心理に陥ってしまうこともあるでしょう。そのような場合、住宅購入の鍵は返済可能な住宅ローンを組めるかどうかにあるということを考慮し、欲しい物件がいくらかということではなく、買える物件、すなわち自己資金プラス返済可能な借入金の合計に見合った物件を検討し直してみましょう。住宅資金計画はまず、ライフプランありきです。
例えば子供が3人いるなら、教育費は3倍の3000万円が目安となります。今すぐの住宅購入が負担なら、子供たちが独立してから夫婦の家を買うという方法もあるでしょう。マイホームをいくらで買うかという問題は、結局、今後返済可能な借入金額がいくらであるかということに大きく左右されるのであり、この金額の算出には、今後予測される出費や、不測の事態に備えるための貯蓄、さらには金利動向などを念頭に検討する必要があります。これには、ローン利用者の主体的な判断が欠かせませんが、中立的な立場から総合的な判断のできるファイナンシャル・プランナーに相談してみるのは賢明な方法といえます。

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